不動産投資とは
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不動産投資をしているのは、お金持ちの方だけではありません。
マイホームの場合、住宅ローンを組んで物件を購入するケースが殆どだと思います。
よって、マイホームと同じように、収益物件であってもローンを組んで購入することができるのです。「年金がもらえないかもしれない・・・」
「会社の給料が下がった。将来が不安だ。」という将来の雇用不安・年金不安から不動産投資を始めるケースが近年増えており、サラリーマンをはじめ、OL、主婦など幅広い層の方が将来を見据えて不動産投資に取り組んでいます。
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儲け方は、キャピタルゲイン(売却益)とインカムゲイン(運用益)の2つの不動産投資があり、以下の方法で収入を得ることができます。
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例えば4000万円のアパートを買って、5年後に5000万円で売れた場合、「1000万円のキャピタルゲイン」を得たことになります。
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例えば全部で10室のアパートがあったとします。
1部屋の家賃が6万円の場合、全室に入居者がいれば、5万円×8室=60万円の収入。
年間720万円の収入が得られることになります。
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たくさんのメリットがありますが、一例として以下の4点のメリットを紹介します。レバレッジ(テコの原理)をかけられる不動産投資をする場合、銀行からお金を借りて始められるという特徴があります。
つまり、自己資金が少なくても、自己資金の何倍もの価格の物件を購入することができるのです。
高いレバレッジをかけることで、より早く資産規模を拡大することができます。節税効果が得られる不動産を購入すると、仲介手数料や不動産所得税、借入金利息、管理費、修繕費など、あらゆる費用を「経費」にまわすことができます。特にサラリーマンの場合、サラリーマンの給与所得と不動産投資での損益を合算(損益通算)できるため、この制度を上手に使えば所得税や住民税を減らすことができるのです。相続税対策になる例えばAさんが、8000万円の現金を持っていたとします。このままAさんが亡くなれば、相続税法上、現金はそのまま8000万円で評価され、その8000万円に対して相続税がかかります。
しかしAさんが生前に、この現金8000万円を使って収益物件を購入していた場合、不動産の評価額(固定資産税評価額)に対して相続税がかかるため、現金よりも相続税が安くなるケースが多いのです。自分の努力次第で収益を改善できる不動産の場合は株などと違い、自分が動くことで収益を改善することができます。
例えば、リフォームすることで物件の価値を高めたり、入居者の募集条件の見直し(家賃を下げる、ペット可にする、不動産会社に支払う広告料を増やす・・等)を行うことで、入居してくれる可能性が高まるケースがあります。
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いくつかのデメリットがありますので、一例として以下の2点のデメリットを紹介します。借金の不安を抱える他の金融商品に比べて資金が多額になるため、銀行から融資を受けて資金調達をする必要が出てきます。
家賃収入とローンの返済額、必要経費など収支のバランスがとても重要になりますので、専門家や金融機関にあらかじめ相談した上で、余裕のある資金計画を組んでおく必要があります。換金までに時間がかかる不動産は株などと違い、現金化するまでに時間がかかるというデメリットがあります。
不動産を購入する場合は、まず不動産を探し、シミュレーションをして、現地に見に行き、銀行からお金を借りて…と、手順が多く、購入までに時間も手間もかかります。
また、不動産を売る時も同様で、買い手が付くのを待って、買い手がやっと現れても、銀行がその人にお金を貸してくれるかは、さらに審査を通さないとわかりません。
売却する際には、色々な条件をクリアした、購入者も必要になります。